上級会員のオヤジが行くふら~っとパリの旅④
妻と三女と3人でパリの旅。ルーブル美術館巡り。
旅行期間:2019年10月30日~11月03日
2019/11/01 ルーブル美術館
今日は、オッサンが大好きな映画「ダ・ヴィンチ・コード」 の舞台になったルーブル美術館へ来てみた。
ガラス張りのピラミッドがルーブル美術館の入り口になっていて、入る前からワクワクが止まらない(笑)
ちなみに、このガラス張りのピラミッドがルーブル美術館の入り口で、「ルーヴル・ピラミッド」というらしい。
中に入ると、映画で見たガラスのピラミッドの下に石のピラミッドがあった。
映画では、この石の下にマグダラのマリアの遺骸が納められていて、主人公のロバート・ラングドンが…
「逆ピラミッドは女性のシンボル(子宮)である聖杯を意味し、上向きの石のピラミッドは男性のシンボル(男根)である剣を意味し、全体では性の融和を暗示する」と言ってたな。
あぁ~本物をこの目で見る日が来るとは…幸せだぁ~。
日本に帰ったら、もう一度映画を見よう。
さぁ、ここからは美術鑑賞。
ルーブル美術館はドゥノン、リシュリュー、シュリーの3つの構成になったコの字型の建物だから、鑑賞するのにコツがいるらしい。
もともと王宮として増改築を繰り返してきたから、全部を見て歩くと1作品を3秒ずつみても3か月はかかるって!?マジかー
オッサンが撮った作品を少しだけ紹介しよう。
「ダリュの階段踊り場」の先に見えるのは「サモトラケのニケ」。
羽の生えた勝利の女神(ニケ)が、空から船の先端に降り立った様子を表した像。
知っている人は知っているウンチクだが、NIKE(ナイキ)の名前の由来は、勝利の女神ニケ[naɪki]をもじっていて、ロゴも女神の翼をイメージしたものらしい。
個人的に好きな絵が「グランド・オダリスク」。
艶やかな白い肌と豊満なボディ、目が覚めるようなブルーとの対比がオッサン好み。
ルーブル美術館と言ったらやはり、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナ・リザ」でしょ。
本物が見てみたいな~とは思っていたが、「モナ・リザ」だけが仰々しいガラスのケースに入っていて、ちょっと遠目でしか見れないのが残念だった。
「若い婦人に贈り物を捧げるヴィーナスと三美神」という作品で、三美神に付き添われたヴィーナスが、花嫁に花束を差し出す様子を表しているらしい。
この絵はノートルダム大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式の一場面を描いた作品で、真ん中で赤いマントを着ている小さいオッサンがナポレオン。
全長が10m近くもある強大な絵画で、ルーブル美術館の絵画の中でも大きな作品の一つらしい。
この作品はミケランジェロが、教皇ユリウス二世の墓(彫刻の部屋)を飾るために制作した「瀕死の奴隷」。
同じくミケランジェロの作品で、教皇ユリウス二世の墓に「瀕死の奴隷」と並べておくために作られた「抵抗する奴隷」。
ミケランジェロがすごい人なのは分かるけど…なんで「瀕死の奴隷」なん?なんでフリチンなん?
オッサン的にはこの彫刻がエロくていいっと思ったが…
こちら側から見ると、プリッとしたお尻とくびれたウエストがなんとも女性的で好みだと思ったのに、反対側から見ると男性のシンボルがついていてがっかりした。
これは「フォンテーヌブローのニンフ」。フィリベール・ドロルムが、アンリ2世の愛人(ディアーヌ・ド・ポワティエ)の城門に設置した作品。
これは「タニスの大スフィンクス」と呼ばれる作品で、王の頭と獅子の体をもつ怪物を表している。
メソポタミア文明の象徴…“目には目を、歯には歯を”で有名な「バビロンの王のハンムラビ法典」。
ルーブル美術館の王宮内部。
天井からつるされたゴージャスなシャンデリア。
高級感あふれる重厚な絨毯、調度品、長ーいテーブル…大声で話さないと会話が聞こえなさそう(笑)
2019/11/01 たから
今日のランチは、1958年創業のパリで一番古い日本料理店「たから」。
パリにはたくさんの日本料理店があるが、本物の日本料理を食べるなら「たから」がおすすめ。
店内は純和風で、使用される食器も日本のものだから、ここは日本なのか?と見間違うほど落ち着く。
値段はちょっと高いが、味は美味しいから、日本食が恋しくなったらこの店がおすすめ。
2019/11/01 エッフェル塔
フランスのシンボルといえば「エッフェル塔」。
3つの展望台がある高さ324mの塔で、最上階に上がるとパリ市内が遥かかなたまでぐるりと一望できる。
1889年5月6日に開幕したパリ万博博覧会の目玉として建てられた塔で、「エッフェル塔」といえば赤色のイメージだが…実際はエッフェルブラウンと呼ばれるブロンズ色。
最上階までエレベーターで上がると、大人25.50ユーロ(3,014円)、12~24歳12.70ユーロ(1,500円)、4~11歳6.40ユーロ(756円)、4歳未満無料。
2019/11/01 ギャラリー・ラファイエット
パリの老舗デパートといえば「ギャラリー・ラファイエット」。
デパート内も十分ゴージャスだけど、本館の中央にある吹き抜け部分のガラス天井。
天井を見上げると、自然とポカンと口が開くくらい圧巻。
ここには、地上16m、長さ9mに設置されたガラス張りの通路を歩くことができるグラスウォークをあるから、順番待ち中の三女。
ガラス張りで下が見えるし、人が歩くたびに揺れるから高所恐怖症のオッサンには無理。
高所恐怖症でなければ、アールヌーボー調の美をかなり近くで見ることができるから、体験してみるべき。